約 431,341 件
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/627.html
536 名前:ss?[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 14 58 30.14 ID jFUVmmpPI [2/3] 京介「あのさ、たまたま映画のチケット2…」 桐乃「行かない」 京介「今日親父たちいないから外食でも」 桐乃「仕事」 京介「あ、新しいエロゲー買ってきたんだ、一緒に」 桐乃「もうコンプした」 桐乃「なんなのもう、勘違いしちゃうじゃん…」 みたいなのがあっても罰は当たらないと思う。 あやせに殺されオチになりそうだけど 545 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/29(金) 15 24 53.05 ID OWoA0h/5P [2/3] 536 京介「あのさ、たまたま映画のチケット2…」 桐乃「行かない」 京介「ち、なんなんだよ。あいつが前見たいって言ってたからわざわざ買ってきたってのによ……」 沙織「まあまあ、そう愚痴らずとも(付き合っておいてなんでござるが京介氏、本音がただ漏れでござるよ)」 京介「今日親父たちいないから外食でも」 桐乃「仕事」 京介「最近忙しそうだからたまにはと思って誘ってやったのに……あんまりだと思わねえか?今日は仕事ないって言ってたのによー」 麻奈実「そうだねえ。でも仕事じゃしかたないよー(きょうちゃんも素直じゃないなー)」 京介「あ、新しいエロゲー買ってきたんだ、一緒に」 桐乃「もうコンプした」 京介「こうなったらあやせ!一緒にこのエロゲーを!」 あやせ「へ、変態!それ以上近付いたら通報しますよ!?(なんで素直に桐乃と遊ぼうって言えないのかな)」 桐乃「なんてことがあってさー。なんなのもう…(勘違いしちゃうじゃん…)」 黒猫「(あの兄が兄なら妹も妹ね。難儀な兄妹だこと)」 こんな感じになるのか -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1209.html
320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 06 10 05.07 ID 7KhJrDxJ0 きりりんの料理のことカーボンとか言うのはやめろっ! 京介の方は料理の腕どうなんだろね 如何にもやりそうにないけど…w でも、桐乃だけで作らせると危険だから~とかいって 二人並んでギャーギャー騒ぎながら一緒に料理してるとこ想像するだけで なんかもうお腹一杯です 321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 06 27 38.99 ID h6khGdlj0 [4/4] 横に並んで味見であーんとかもう新婚さん過ぎてたまらない俺が爆発する 324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 07 56 47.76 ID R1UoixPu0 321 京介「……ん、鍋の温度はこんなもんか。そろそろ材料入れるぞ。用意できてるか?」 桐乃「ちょっと待って。あとニンジンだけだから」 京介「なんだこれ。形が不ぞろいじゃねえか。相変わらず下手だな……ってか、その包丁の持ち方危ないぞ」 桐乃「ん、そう? えっと、こうかな?」 京介「違う。こうだ、こう(二人羽織り式指導)」 桐乃「ふーん。こう、ね。ん、切れた」 京介「それじゃ鍋に入れるぞ(どばどばどば。ぐつぐつ)」 桐乃「それじゃ、煮てる間にこっちの出来具合でも……ほら京介、味見(スプーンで掬って差し出す)」 京介「(パクッ)んー……少し塩味が足りない気もするが、こんなもんかね。お前はどうだ?(スプーンで掬って差し出し返す)」 桐乃「(パクッ)ふうん。あたしはこんぐらいでいいけど、あんたの好みは違うんだね」 京介「ま、言うほど違うわけじゃないがな。じゃああとはこっちが煮えるのを待つだけか。 それにしても一緒に料理とか、俺たちも随分と『普通の兄妹』らしいことできるようになったもんだな」 桐乃「キモ。この程度で喜ぶとか、あんたどんだけシスコンなのよ」 京介「うっせぇ」 加奈子「……うへぇ」 こんなのが妄想できた 326 名前:【SS】?[sage] 投稿日:2011/10/16(日) 08 17 02.00 ID tYACmtT10 320 去年の再現を防ぐため、京介もチョコ作り手伝う ↓ 京介「余計なオリジナル性とか、いらないから普通に作れよ。」 桐乃「うっさい。あんたは黙って湯銭のチョコ練ってればいいの!」 京介「…へいへい。ヤベっ! チョコ跳ねちまった!」 桐乃「ちょっと! 分量減ったらどうしてくれんの!?」 京介「そんなに飛んでねぇから大丈夫だ。つか、おまえに掛からなくてよかったぜ。」 桐乃「あたしに掛かってたら殺してるけどね。てゆうかあんた顔にもチョコついちゃてるじゃん。」 チロっ 京介「ちょ!お、お、お、おまえ…、な、何を……。」 桐乃「…え?あっ!!」 桐乃・京介「…………。」カアァァァァ…ボンッ!! -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/886.html
159 名前:【SS】二人の予定[sage] 投稿日:2011/07/01(金) 20 29 55.23 ID GbD2GJoC0 [2/3] 登場キャラ全員好きな俺は普通に9巻が楽しみ。だがフェイトさん、テメェは駄目だ。 「これはシステム手帳か?」 俺はリビングにおいてあった手帳を手に取った。 「一体誰のだ?」 ぺらりとめくると、スケジュールがびっしりと書き込まれている。 「この文字は桐乃か。 それにしてもすげぇな」 スケジュールの内容もさることながら、その密度がものすごい。 15分毎に隙間なく予定が書き込まれている。 「比翼恋理、rewrite、メルルのアトリエ・・・ ゲームの予定まで書かれていやがる。なるほど、このペースでやればあんだけの速さでクリアできるわけだぜ」 ・・・よく見ると、一日の時間が合計で24時間を越えているような気がする。 桐乃の部屋だと時間が経つのが遅いと思っていたが、あの部屋は精神と時の部屋か何かなのだろうか。 「あいつ、無理してるな。体壊さなきゃ良いんだが・・・」 もしあいつの体調が悪く見えたら、絶対に止めてやらなきゃな。 「それにしても何だこの、『KLT』『KKP』『APK』ってのは」 KLTは不定期、KKPは毎日平均で30分、APKは週に一度日曜日に一時間取られている。 「KKP?キックキックパンチ?なんかの略称か?」 そういえば、KLTだけ、アニメやゲームの時間とかぶっているな。 遊びながら出来る事なのだろうか。 そういえばこの時間て― 「あ、あんた何見てんの!?」 最近のことを思い出していたとき、突然後ろから現れた桐乃に手帳を奪い取られた。 「す、すまん」 俺はとっさに土下座して謝る。最近分かった事だが、土下座で謝ると、暴力による追撃まではされないらしい。 「み、見た?」 桐乃は手帳を胸に抱き、怒りで顔を赤らめながら俺を見る。 「あ、ああ。おまえ、すっごい頑張ってるんだな。 正直感動した」 怒られる前に、素直に感想を言う。怒られてからだと言いづらいからな。 「~~! ふん、そんなのは当たり前だっつーの!」 桐乃はプイと横を向く。そこまでは怒っていないようだ。 俺は立ち上がると、桐乃の頭を撫でる。 「まったく、すげーよ。 俺もおまえと同じくらい頑張らなくちゃな」 「あんたならあたしの倍は頑張らなくちゃ成果でないから」 桐乃が撫でる手を払う。 「遊ぶ時間と寝る時間を削ってもまだ足りないな」 「そうだね。だから、あんたはこのままでいいから。 その、――する時間がなくなっても困るし」 「? そうだ桐乃、『KKP』とか『APK』ってのはなんだ?」 俺の言葉に、桐乃は赤みが薄れてきていた顔を先ほどよりも朱に染め、 「あんたには絶対教えてあげない!」 と言うと、駆け足で二階へと向かう。 「おい桐乃!」 去り行く桐乃の背中に声をかける。 「今日は八時におまえの部屋に行けば良いんだな?」 桐乃はこちらを振り返ると、小さく頷いた。 この日から、時々俺の部屋の机に手帳が置かれるようになった。 手帳には日付と時間と、『KLT』とだけ書かれている。 ・・・・・・今年のクリスマスイブも、桐乃と一緒に過ごすことになりそうだ。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1617.html
「今日も寒かったな」 「そだね」 今日は12月24日。世間で言うクリスマスイブだ。 この日には色々と思い出深いことが多い。 まあ、それもここ数年のことではあるが。 その原因ともいえるのは今も俺の隣にいるわけで・・・。 「なに?」 「いや、なんでもねーよ」 「ふ~ん・・・」 桐乃は何か言いたげな顔をするが、そこまで。 かわりに繋いでいた手を離し、スルッと俺の腕に自身の腕を絡ませて身を寄せてくる。 フイに漂ういい香りにドキッとする。腕から暖かい愛おしい体温を感じる。 「な、なんだよ?」 「べっつに~? フヒヒ」 こいつのこうした不意打ちにはいまだ慣れないんだよな。ニヤニヤしやがって。 可愛いんだよこんちくしょう。 数年前の警戒心丸出しの犬のような様子はどこへやら。 ツンツンするのは変わらないが、何かと無防備な言動が増えた。 それがどういう意味を持つかなんてことはわかりきってるんだが、それでも慣れることはない。 「でもよ、この体勢歩きにくくないか」 「あんたは空気読め」 わかってて言ってんだよ。照れ隠しだよ言わせんな恥ずかしい。 「こうしてればあったかいっしょ?」 「・・・・・・まあな」 手を繋ぐのとはまた違う温もりがあるのは認めよう。 「楽しかったね」 「ああ」 アキバ巡りに映画、ウィンドウショッピングを経てレストランでの夕食。 最初にアキバ巡りが入る辺りが俺達らしいデートコースといえるかもしれない。 「まさかお前が後先考えずにエロゲーを大量に購入するとは思わなかった」 「し、しかたないでしょ! あんな可愛い妹ちゃんたちがあたしを迎えるように並んでたら、 そんなの買うしかないじゃん!」 あからさまに狙って発売された新作のエロゲー。 しかも桐乃の趣味を狙ったかのような妹妹妹と妹ものだらけ。 そんな状況に桐乃が我慢できるわけもない。あとは前言の通りである。 こいつの妹好きも変わらないよなあ。 「宅配やってて良かったな。危うく一度家に帰らないといけなくとこだったぜ」 「別にあたしは持ち歩いてもよかったんだけどね」 「どうせ俺に持たせるつもりだったんだろ」 「わかってんじゃん」 ぽふ、と桐乃が頭を俺の肩に寄せる。 「試着した服、似合ってたな」 「でしょ? アレはあたしも気に入ったんだよね」 「なんで買わなかったんだ?」 「今家にアレと合う服がないの。上下買っちゃうと結構な値段になるし」 エロゲーも買っちゃったしねーと桐乃はおかしそうに笑う。 そんなときこそ男として買ってやるべきだったんだろうが、桐乃が着るような服はそれこそ有名なブランドものの わけで、上下となるとただの学生である俺では到底手が出ない金額になっちまう。 ・・・・・・別に買いたいものもあったしな。 「あんたも結構カッコよかったよ」 「そうか? 俺はなんだか落ち着かなかったけどな」 「貧乏性が滲み出てるんじゃないの?」 「いってろ」 俺みたいな一般人がいきなりあんな高い服とか着たら落ちつかねえっての。 この辺の感性に関してはいまだ大きな隔たりがあるな。 「そういえばさ」 「? どうした?」 急に足を止めた桐乃はキョロキョロと辺りを見渡す。 繁華街から離れたせいか時間のせいか、人気はない。 「今日はしてなかったよね」 「何を」 「じゅーでん」 と言うか言うまいかのタイミングで桐乃のほうを向いていた口に柔らかな感触。 目の前に広がるのは目をつむった桐乃の顔。 自失から戻った時にはもう桐乃は元の体勢に戻っていた。 「えへへ」 「お、おま、おまえなぁ・・・・・・!」 真っ赤な顔ではにかんだ桐乃。ドクドクとうるさい鼓動。 もう数えるのもあほらしいぐらいにしてきた行為でも、このタイミングは反則だ。 「この・・・!」 「きゃっ」 「おまえなあ、こういうのは―――」 男のほうからするもんだろ、とお返しに桐乃の口を塞いでやった。 「ん・・・・・・も、もう。何ムキになってんのよ」 「うっせ」 お互いに顔を赤くしたままゆっくりと歩き出す。 「ねえ」 「ん?」 「あんたさ・・・・・・今、幸せ?」 「んなもん・・・・・・あたりまえだろ」 「そっか」 ギュッと桐乃の腕に力が篭る。 あそこの角を曲がれば、もう家だ。 「なあ桐乃」 「なに?」 「お前に渡したいものがあるんだ」 「クリスマスプレゼント?」 「そんなようなもんだ」 「なによそれ」 家の前に着く。 俺はずっとポケットにしまっていた『それ』を取り出した。 ラッピングはされてない、小さな小箱。 そこに納められた、一組のシルバーのリング。 「あんた・・・・・・コレの意味、わかってるの? あたし、『そういう』意味だって受け取るよ?」 「ああ。『そういう』つもりで渡してる。お前こそ、コレを受け取る意味、わかってんのか?」 そんなことを問うには早すぎるかもしれない。 けれど、俺達にとってはそれだけのことを聞くだけの重い意味を持つリング。 そんな意味を込めた問答。 俺の答えに、問いに、桐乃は返事をしない。 ただ、涙を瞳に溜め込んで、俺に左手を差し出した。 俺のその薬指に、その指輪を通した。 桐乃も、その震える手で俺の指にリングを通す。 同時に桐乃が俺の胸に飛び込んでくる。 手に持っていた小箱が、音を立てて落ちた。 「まだすっげえ未熟だけど、お前のこと、絶対に幸せにしてやるからな」 「バカじゃん」 俺を見上げる桐乃の顔に、言い表せない表情が浮かぶ。 ただただ、この妹が愛おしい。 「あたしは今でも、今も、すっごく幸せだっての」 幸せの涙に彩られた桐乃の笑顔は、何物にも変えがたい、そんな輝きを放っていた。 -END- オリジナルサイズ
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1038.html
812 名前:【SS】だっこ[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00 57 30.34 ID foFswZqh0 【SS】「だっこ」 あ~あ……、なんか桐乃と顔を合わせづれーな……。 図書館からの帰り道、そんなことを考えながら家へと向かう。 詳細は省かせてもらうが、俺はこの間、あろうことか桐乃を“お姫様だっこ”してしまったのだ。 あれを、お姫様だっこと呼べるものかどうかは別にして、 あの一件で桐乃を怒らせてしまい、それ以来まともに会話をしていない。 もちろん、食事は一緒にするし、いつもと変わらないのだが、未だ二人きりになってはいなかった。 ところが、今日親父とお袋が不在のため、家には俺と桐乃の二人だけとなる。 ……あいつ、部屋に引きこもっててくんねーかな……。 「……ただいま。」 帰宅を告げる俺の声に反応はない。 まぁ、いつものことだがな。 うだうだ考えたって仕方ねぇ。あいつだって俺と顔を合わせるのは嫌だろう。きっと部屋に引きこもってるさ。 それにしても、暑いな……。麦茶で喉を潤してから二階へ上がるとしよう。 台所へ向かおうとリビングのドアを開けると、ひんやりとした空気が俺を包み込む。 お、エアコンついてるのか?……ということは―――桐乃がソファーで雑誌を読んでいた……。 ……俺はバカか?そのままリビングを素通りして部屋に向かえば良かったではないか。 桐乃がいるかもしれないくらい、想定の範囲内だったはずだ。 そんな可能性も頭から消えてしまう位、今日は暑かったんだな……たぶん。 ドアを開けてしまった以上、そのまま閉めるのも不自然なので、とりあえず麦茶を飲みに行くことにする。 何事も起きなければ良し。もし桐乃の逆鱗に触れてしまっても、その仕打ちを甘んじて受けてやるさ。 俺は、覚悟を決め、桐乃と目が合わないよう冷静さを保ちつつ冷蔵庫へと向かった。 ソファーに座っている桐乃には目もくれず、台所一点に気持ちを集中させ、麦茶を目指す。 危なげなく桐乃の横をすり抜け、冷蔵庫に辿り着いた。が、まだ油断は出来ない。 冷蔵庫をそっと開け、中から麦茶のパックを、食器棚からグラスを取り出す。よーし、いい感じだ。 後は麦茶を注いで飲み干すだけだ。早く麦茶にありつきたいぜ。 ゆっくりとグラスに麦茶を注いでいく。なみなみと注いだその時―――。 「……ねぇ。」 桐乃に声を掛けられた……。ですよねー。あんなことがあったのに桐乃が何も言ってこないわけがなかった。 ……しょうがねぇ。とりあえず話を聞いてやるか。 「ん?なんだ?」 「こないだのアレ。一体どう責任取ってくれるつもり?」 「こないだのアレ?」 用件は大体察しはついているが、少しとぼけてみる。 「……何とぼけちゃってるワケ?あたしを……お、お姫様だっこしたでしょ!?」 ……もう逃げられそうにないな。さっさと謝って楽になるとするか。 「あの時はすまなかった!勘違いとはいえ、みんなの前であんなことをしてしまって。もう二度としないから、どうか許してくれ!」 俺は伝家の宝刀“土下座”をしようとしたのだが……、 「はぁ!?話は最後まで聞きなさいよね!……アレ……もっかいしてよ。」 「……アレ?……とは?」 「だ~か~ら!お、お姫様だっこ……、もう一回してって言ってんの!」 は?なに言ってんのこいつ? 「お、おまえ、あの時あんなに嫌がってたじゃねーか!」 「あの時はみんなも見てたし?いきなりだったし?……ちょ、ちょっと恥ずかしかったってゆーか……。」 「だ、だからって、な、なんでもう一回するって話になるんだよ?」 「あんたね、女の子にとってお姫様だっこっていうのは憧れなの!それを……あんな形で……。 あんたはね、あたしのお姫様だっこバージンを奪ったの!わかる?!」 「ちょ!まて!その言い方は誤解を招くだろ!」 「……と、とにかく!あたしはちゃんとしたお姫様だっこを経験したいの!あんたには一度されちゃったワケだし? 一度も二度も同じだから、今度はちゃんとしたお姫様だっこしなさいよね!」 道理が通っているのかいないのかサッパリだが、俺と桐乃は兄妹だ。お姫様だっこなんて普通ありえねーし。 「出来るわけねーだろ!」 「なにあんた、シスコンのくせに妹の言うことが聞けないっての?あ……そっか。 あんたに頼みごとするときは可愛く言ったほうがいいんだっけ? しょうがないな~。じゃ期待に応えてあげるからちょっとこっち来て。」 こいつ、「妹」ってだけで何でも俺が言うことを聞くとでも思ってるのか? 「可愛く」?また、あのエロゲーを買いに行かせたときみたいに「お願~い」をやるつもりだな?もうあの技は通用しないぜ? ……まぁ確かに可愛かったのは間違いない。お姫様だっこをするつもりは毛頭ないが、「お願~い」のあの桐乃はもう一度見たいな。 しょうがねぇ。言われた通りそっちに行ってやんよ。 「……じゃあここ、座って。」 桐乃は持っていた雑誌をテーブルの上に置き、ソファーの左側に寄る。右側にスペースを作り、ポンポンとそこを叩いた。 さっきは桐乃を見ないようにしていたため気付かなかったのだが、よく見ると、とんでもない格好をしてやがるなこいつ……。 上は真っ白で無地のシンプルなキャミソール、下はデニムのホットパンツときたもんだ。 髪は夏らしく後ろで一つに縛っている。いわゆるポニーテールってヤツだ。 肩と背中の露出度が高いせいか、うなじが妙に色っぽい。 程よい太さでスラリと長く伸びた張りのある太ももは、透明感があり、スベスベしていそうで思わず触りたくなってくる。 上着がシンプルゆえに強調されてしまう胸元も、身体全体のラインとのバランスが取れていてとても良い感じだ。 こういう服装を着こなしてしまうあたり、さすが読者モデルといったところか。 俺の身近で、この格好が似合う奴ランキングをつけるとすれば、おそらく桐乃が一番だろう。 麻奈実や黒猫は論外、あやせは……いい線いくだろうが、桐乃の比ではないな。 ……ん?まてよ……。沙織なら……あるいは……。 「……ちょっとあんた……。なんかエロい事考えてない?」 「べ、別に考えてねーよ!」 どうして女ってのは、こうも鋭いのかねぇ……。 「だったら早く座んなさいよ。ほら!」 「……ほらってなぁ……。そんな格好をしているおまえの横に座れるわけねーだろ! いくら家の中だからってそんな露出度の高い服―――。」 「やっぱエロい事考えてんじゃん。スケベ!変態!! ケド、あんたシスコンだし?それも仕方ないか。とにかく早く座ってよ。 せっかく可愛く頼み事してあげるって言ってんだしさ。聞いてくれたら特別サービスで あんたの大好きな『ありがとね、兄貴』をやってあげてもいいよ?」 ……ほう、そいつは魅力的だな……。って!なに考えてんだ俺は!? だが、これ以上のやり取りは不毛だな。とりあえず座ってやるか……。別に『ありがとね、兄貴』をやって欲しいわけじゃねぇよ? 「しゃーねーな……。ほらよ。」 俺は桐乃の隣に浅く腰掛ける。 「……………………。」 「……………………。」 ……あれ?どうしたんだ桐乃は?何も言ってこねえな……。 と思っていたら、突然斜め後方から両手を俺の左肩の上に乗せ、身体を伸ばし顔を俺の耳に近付け囁いた。 「…………だっこ……………………して?」 振り返ると一瞬俺と目が合ったが、照れくさそうに下を向く。 ……なんだこの可愛い生き物は?こんなの俺の妹じゃねぇ。妹じゃないと分かれば、お姫様だっこの一つや二つ朝飯前だぜ。 「よし。わかった。」 俺は立ち上がり、桐乃の方へ向き直る。 「じゃあいくぞ。」 「…………うん。」 桐乃は身体を横向きにして、やや仰向けに寝そべる様に俺を待つ。 俺は少し屈み、桐乃の背中に左腕を、膝の裏に右手を入れて持ち上げた。 ……以外と軽いな……。 この間は桐乃が暴れたため、もっと重く感じたんだがな。それもすぐに下ろしてしまったし。 今日は素直に持ち上げられようと大人しくしてくれているので力が入れやすいといったところか。 などと冷静に分析をしていたのも束の間、俺は激しい後悔の念にかられていた。 ……こ…これは……。思っていた以上に恥ずかしいぞ……。 と、とにかく顔が近い。しっかりと目を開けてる桐乃の顔をこんなに至近距離で見るのは初めてだ。 薄く施された化粧にあどけなさを感じさせる。 整った顔してるな……。少し恥ずかしそうに俺の目を見つめている。 ……めちゃくちゃ可愛いじゃねえか。くそっ! 桐乃と目を合わせるのに耐えられなくなった俺は、視線を少し下に逸らしたのだが―――。 ……ここの描写は割愛させていただく。俺も一瞬しか見てないしな! だが、我が妹様はその一瞬を見逃さなかった。 「ちょ!あんたどこ見てんの!?エッチ!!それにそのやらしい手つき、どうにかなんないワケ!?」 「しょうがねーだろ!不可抗力だ!」 右腕は太ももとふくらはぎに挟まれているものの、右手で太ももを掴まなければ支える事ができない。 左手も同様に桐乃の右の二の腕を掴んでいる。 なんで今日に限ってその服装なんだよ!そんな格好でお姫様だっこしたら地肌に触れるしかないだろ! 俺はいたたまれなくなって、 「……もういいだろ?下ろすぞ……。」 と任務を終了しようとしたのだが……、 「ま、まって!せっかくだからさ、あたしの部屋まで連れてってよ。」 「……まだ続くんすか?これ。」 「あったりまえじゃん。この前あたしを辱めた責任とってもらうんだから。」 こいつ、俺を下僕のように扱って優越感に浸ろうって腹だな? さっきの恥ずかしそうな目つきも、俺をからかおうとしてたに違いない。 だが、確かにあの時悪かったのは俺だから、素直に従うしかないか……。 そうと決まれば、さっさと終わらせてしまおう。 「部屋までだからな!」 と、小走りでリビングを出ようとした瞬間、入り口のところでつまづいてしまった。 危うく桐乃を投げ出しそうになったが、桐乃が俺の首に両腕を巻き付けてしがみついてくれたおかげでなんとか事なきを得た。 …………事なきを得た……?いや……むしろ状況は悪化した。 桐乃は俺に抱きつく形になって顔を俺の胸にうずめている。 「だ、大丈夫か?」 「……………………。」 「一旦下ろすぞ。」 「大丈夫!…………だから……。」 桐乃は俺にしがみついたまま答える。 「いや……でも……この体勢は……。」 「うっさい!大丈夫っつってんの!早くあたしの部屋に連れてけ!」 こいつ必死に怒りを堪えてるんだな……。自分で言い出した手前、引くに引けなくなって……。本当に頑固なヤツだぜ。 だが実は俺、今桐乃に顔を上げられなくて良かったと思っている。だって今の俺の顔、多分真っ赤だ。 こんな顔見られたらまた「なに欲情してんの?キモ。」とか言われるに決まってる。 しかし今の体勢はマジヤバい。桐乃の髪の毛が俺の顔に触れている。……なんかスゲーいい匂いするんですけど。 心臓がバクバクいってやがる……。このままでは俺の身が持たん。とっとと任務を終わらせてしまわねば。 さっきの事もあるし、階段を一段一段慎重に上る。しかし、ここに来て腕が痺れてきやがった。暑さのせいもあるだろう。 エアコンの効いていたリビングとは違い、階段は暑い。とにかく暑い。桐乃を掴む手も汗でヌルヌル滑り出す。 何度か桐乃を抱え直し、階段を上りきったころには、もう既に“お姫様だっこ”とはほど遠い体勢になっていた。 首に巻きつく腕はさらに深く、桐乃と俺の顔は擦れ合い、頬擦り状態になっている。 汗で滑る手は、いつしか滑らない場所を求めて……弾力のあるお尻を両手で抱えていた。 ……なんだこれ?天国か?地獄か?俺の脳みそは沸騰寸前である。 ……それにしても桐乃のヤツさっきから一言もしゃべらねーぞ?大丈夫か?まさか熱中症じゃないだろうな……。 って俺もヤバそうだ……。と、とにかく俺が倒れる前に部屋に連れてかねーと……。 フラフラになりながらも、桐乃の部屋の前まで辿り着いた。なんとかドアを開け、桐乃をベッドの上にそっと下ろす。 ……つもりだったのだが、桐乃にしがみつかれたままなので、俺も一緒にベッドの上に倒れ込む。 何なんだろうなこの状況……。あやせに見られたら確実に殺されるな……、俺。 つーかそれどころじゃねぇ!桐乃の安否の確認が優先だ! 「おい!桐乃!」 「……ふぇ?」 ようやく桐乃は俺の首に巻きつけている腕をほどいてくれた。 ヤベ……こいつ顔真っ赤じゃねーか。汗びっしょりだし……。 「大丈夫か?」 「……ん……大丈夫……。」 「おまえの部屋だぞ。わかるか?」 「……うん……。あ…ありがとね、兄貴。」 そう言い残すと、桐乃はゆっくりと目を閉じていった。 ヤベぇ!!マジで熱中症かもしんねぇ!! 俺は火照りきった脳みその中から、このあいだテレビでやっていた熱中症患者への応急処置の内容を搾り出す。 たしか衣服を緩めるってのがあったな。背後にまわる時間が惜しいので、 そのまま正面から背中に手を回し、ブラのホックを外す。あとは……ズボンのボタンだな!と下のボタンに手をかけたその時―――。 ビッターーーーーーン!!!! 「いってぇな!!なにすんだよ!!」 「それはこっちの台詞!!ちょっとあんた!!いったい何やってんの!!!!」 「え?いや、おまえが顔真っ赤にして、急に目を閉じたりするから―――」 「だからって、そこまでしていいって言ってない!そういうのは順番ってもんがあるでしょ!いきなりとかありえないから!!」 「俺の知ってる知識だと―――」 「うっさい!うっさい!うっさい!!とっとと出てけ!!この変態!!強姦魔!!!!」 ドコォォォオオオ!! バタン!! いててて……。くそぅ。なんなんだ一体……。でもまぁ、あの様子なら大丈夫だろ。何事もなくてよかったぜ。 それにしても喉がカラカラだ。あ…そういえば台所に麦茶置きっぱなしだったな。とりあえず、麦茶を飲みに行くか……。 そして俺は台所へ向かう。俺がしでかした事の重大さに気付くのは、ぬるくなった麦茶を飲み干した後だった。 ~終~ オリジナルサイズ
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1068.html
479 名前:【SS】あにくじ 1/2[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 17 07 35.59 ID fVllq13J0 [3/9] 桐乃「今日は九月二日、くじの日だから、『あにくじ』引かせてあげる」 京介「アニくじ? あの桐乃クッションが当たるやつか?」 桐乃「あんたが10回引いても当たらなくて嘆いてたから、結局あたしがあんたの黒猫クッションと交換してあげた、あのアニくじとは違う よ」 京介「交換してあげたっていうより、おまえが勝手に取り替えたんだがな。 あのクッション、未だにおまえの匂いがするんだよな。 俺が使ってる時間の方が長いはずなのに」 桐乃「そ、そう?」ドキ 桐乃「あんたがシスコンだから妹の匂いに敏感なだけじゃない?」 京介「そうか?確かに桐乃の匂いがするんだがなー」 桐乃「とにかくそのアニくじとは違うから。 ほら、これ引いて」 京介「ティッシュの空き箱か。おまえの手作りか? くじも手作りみたいだな。 一枚でいいのか?」ゴソゴソ 桐乃「あんたが引きたいなら、引いてもいいよ?」 京介「じゃあ三枚引くか」 桐乃「三枚も!?」 京介「欲張りすぎか?」 桐乃「ううん。でも、いいの?」 京介「おまえが良いって言ったんだろうが。 なんか不安になってきたんだが・・・・・・ とりあえず、これとこれとこれな」ヒョイヒョイヒョイ 京介「それじゃあ開けるぞ」 桐乃「ストップ! そっから先はあたしがやるから」 京介「なんだ、俺は引くだけかよ」 桐乃「あたしが引いてもいいのにあんたに引かせてあげたんだから感謝してよね。 結果は後で教えてあげるから。じゃあね」 バタン 京介「なんだったんだ?」 桐乃「あいつったら、三枚も引くなんて大胆だよね。 それじゃあ、くじの表を用意してっと」ガサゴソ 兄くじ(空クジなし・一回800円) A賞:操 (1/100) B賞:キス (2/100) C賞:妹婚写真 (2/100) D賞:日帰り温泉旅行(混浴・水着着用) (2/100) E賞:簡単なお仕事10枚綴り (4/100) F賞:ラブラブ一日デート (6/100) G賞:兄パン (10/100) H賞:お箸(あ~ん付き) (17/100) I賞:コップ (25/100) J賞:歯ブラシ (31/100) ラストワン賞:婚約指輪 桐乃「三枚も引いたら、F賞以上もかなりの確率で当たっちゃうじゃん! あいつったらどんだけシスコンなの? 結構すごいのもあるけど、あいつが選んだんだから仕方ないよね!」ドキドキ 桐乃「それじゃあ、一枚目は―」ワクワク 480 名前:【SS】あにくじ 2/2[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 17 08 03.77 ID fVllq13J0 [4/9] 京介「あれ?俺の歯ブラシ変わったか?」 桐乃「うん。あんたが引いたくじで『歯ブラシ』が当たったから交換しておいたよ。 もう結構古くなってたし、問題ないでしょ?」 京介「ああ。あのくじか。 ありがとう。わざわざすまなかったな、桐乃」 桐乃「どういたしまして。 その歯ブラシの使い心地はどう?」 京介「結構使いやすいな。硬さもちょうどいいし それに・・・・・・」 桐乃「それに?」 京介「いや、なんでもない」 京介(せっかく桐乃が用意してくれたのに、『桐乃の味がする気がする』なんていったら殺されるよな) 桐乃(まさか、あたしが一回使ったのがバレちゃった? まあ、いくらこいつがシスコンでも、そんなことわかるわけないよね)ドキドキ 桐乃「そうそう、今度あんたの下着買いに行くから、ついて来なさいよね」 京介「なんで妹にぱんつ買われないといけないの!?」 桐乃「く、くじの結果がそうだったんだから仕方ないじゃん! あたしだって恥ずかしいんだから!」 京介「それならくじに入れるなよ・・・・・・」 桐乃「冗談で入れたんだけど、確率低いし、当たると思わなかったんだもん」 京介(冗談で入れて、実行するのが恥ずかしくても、当てたからには実行する、か。 こいつらしいな) 桐乃「あんたのパンツ地味なのばっかだし、あたしが勝負下着を選んであげるね」 京介「ただのぱんつでもアレなのに、まさかの勝負下着!?」 桐乃「あたしが選んであげるんだから、勝負時にはちゃんと穿いてよね」 京介「いいけどよ、妹に選んでもらったぱんつなんざ、他人に見せられねえだろ」 桐乃「いいじゃん、別に。あんたのことだから、どうせ他人に見せるチャンスなんかないんだし」 京介(くそ!事実だけに言い返せねえ) 京介「それにしても、俺へのプレゼントだから『兄くじ』だったのか。 一つが歯ブラシで、もう一つが下着で、最後の一つはなんなんだ? コップとかハンカチとかか?」 桐乃「あ、あと一つ?」カァァァ 京介「ああ。俺は三回引いただろ?」 桐乃「そ、それは・・・・・・」カァァァァァァァ 京介「なんだよ、教えてくれないのか?」 桐乃「その、まだ心の準備ができてないっていうか・・・・・・」ボソ 京介「心の準備?まさか、エロゲとか、フィギュアとか、変なものじゃないだろうな」 桐乃「変なものって言うな! とにかく、心配しなくてもちゃんと受け取るから! だから急かすな」 京介「お、おう」 京介(ん?受け取る?兄くじは俺へのプレゼントじゃなかったのか?) 桐乃「それよりさ、くじがいっぱい余っちゃったんだけど」 桐乃「『妹くじ』・・・・・・引いてみる?」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/411.html
618 名前:【SS】いつかあったそんなある夜の出来事[sage] 投稿日:2011/03/10(木) 23 26 22.60 ID JQ/z059SP [3/4] 出遅れ気味だけど 537を見て書いてみたがまさに ヤマなし オチなし イミなし の三重奏 そしてひねれずにまんま直球。それでもいい人は以下をどぞ。 「京介ー、お風呂入っちゃいなさーい」 「はーい」 「あっと、ちょっと待って京介。ついでに桐乃も一緒に入れちゃってくれないかしら。お母さんちょっと手が離せないから」 「うん、わかった。桐乃ー!いっしょに風呂入るからこいよー」 ドタドタ 「おふろ?お兄ちゃんといっしょに?」 「おう。だから準備してこいよ。待ってるからさ」 「うん!いまおきがえもってくるね! お兄ちゃんとおっふろ♪ おにいちゃんとおっふろ♪」 「桐乃すっげぇきげんよさそうだったけど何かあったのか?」 「……この子も存外、鈍いわよねー……母さんあんたの将来が心配だわ…」 「?」 「それじゃお湯かけるから目つむってろよ。目に入ったら痛いからな」 「う、うん」 ザバーッ 「――うっし。もう目開けていいぞ桐乃」 「ん!ありがとお兄ちゃん」 「おう。じゃあ俺も体洗ったら入るから桐乃は先に入ってろよ」 「ねえねえお兄ちゃん」 「ん?どうした」 「おせなかあらってあげる!」 「お、マジで?じゃあ頼もうかな」 「うん!」 ゴシゴシ 「お兄ちゃん、きもちいい?」 「おう。桐乃はあらうのが上手だな」 「えへへ♪」 「――よし、もういいぞ桐乃。あわ流したらおゆにつかるか」 「うん」 619 名前:【SS】いつかあったそんなある夜の出来事2[sage] 投稿日:2011/03/10(木) 23 27 13.94 ID JQ/z059SP [4/4] 「ふぅ~。やっぱりお風呂はきもちいいな~」 「♪ ♪ ♪」 「桐乃は随分機嫌がいいな。今日何かあったのか?」 「え? ううん、何もないよ?」 「そうか?ないならいいんだけどよ。じゃあ百数えたらあがろうか」 「うん、わかった」 「よしそれじゃあ数えるぞ。せ~の」 「「い~ち、に~い、さ~ん……」」 「「――きゅうじゅきゅう、ひゃ~く!」」 「おっし、あがるか」 「は~い」 「ほら桐乃、動くなって。頭ふけないだろ?」 「う~~」 「もう少しだからがまんしろって」 「は~い。…ねえお兄ちゃん」 「ん?なんだ?」 「きょう、いっしょに寝てもいい?」 「どうしたよいきなり」 「えっと、うんと……」 「……わかったよ。いっしょにねるか」 「え、いいの…?」 「桐乃が言い出したんじゃないか。いいよ、いっしょにねよう」 「……うん!」 「それじゃ電気消すぞ?」 「うん」 パチン 「えへへ。あったかいね、お兄ちゃん」 「あ~、うん、そうだな」 「ねえお兄ちゃん」 「ん?」 「ぎゅって、してもいい?」 「…好きにしろよ」 「うん」 ぎゅっ 「おやすみなさい、お兄ちゃん」 「おやすみ、桐乃」 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/880.html
734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/30(木) 17 53 54.69 ID j37QKRQ/0 まさか、桐乃と京介、麻奈実が冷戦に入ったきっかけって・・ 「桐乃~、これ麻奈実と俺からの誕生日プレゼントな!」 「ありがとう!おにいちゃん!まなちゃん! ・・・わぁ!げーむそふとだぁ!ば、ば、ばはむーとらぐーん?」 「うんうん、ドラゴンさんといっぱい冒険する物語だよ~」 「へ~ぇ!おもしろそう!!」 「(俺はあんまりゲームよくわかんねーからなー、助かったぜ麻奈実!)」 735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/30(木) 18 00 15.05 ID RLc1roTH0 桐乃がゲームをプレイするとき、普通は主人公をキリノにするけど、 カップルになるの知ってたら主人公をキョウスケ ヒロインをキリノにするんだろうなぁ 734 今なら平気 キリノ『キョウスケ、こい!』パタパタ チョコン キリノ『キョウスケ、まて!』シーン キリノ『キョウスケ、いけ!』パタパタパタ ヘルファイア! 桐乃「うぇへへへ・・・キョウスケは可愛いなぁ」 『ヘルファイアLv8』 桐乃「あたしが戦うときあんな遠くからでも駆けつけてくれるなんて、マジシスコンよね♪」 キリノ『キョウスケ、いけ!』パタパタ チョコン 桐乃「行けって言ってるでしょ? そんなにあたしと離れたくないの? あぁ~もう!可愛いなぁ!」 マナミ『キョウスケより、ずっとはやい!!』 桐乃「はぁ?あたしのキョウスケより早いなんてありえないし!」 桐乃「ドラゴン同士の交配か・・・ 強さで言ったらキョウスケとめるちゃんなんだけど・・・ ・・・めるちゃんとあるちゃんにしとこう」 桐乃「キョウスケTUEEEEEE!! フェニックスになったらダメージ受けなくなった! なに?あたしへの愛の力?」 京介「なんか隣から俺の名前が聞こえるんだが・・・ 来いとか待てとか・・・犬と遊ぶゲームとかで俺の名前使ってんのか? あいつにとって俺はペットみたいなものなのか?」 ・・・バハラグって面白いよね。 -------------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1646.html
288 名前:ss バレンタインの約束:2013/02/11(月) 14 25 47.06 ID s9s29QiR0 小学生4年 母 桐乃ったらおにーちゃんと結婚するって言うんですよwもうww 桐乃 おとうさんはだめって言わないよね?(チョコレート渡しながら) 父 とうさんはきりのの味方だぞ! ( まだ子供だなぁ ) 桐乃 約束だよっ! 父 おう! 小学生5年 桐乃 いつもありがとう ・・・約束覚えてるよね? (チョコレート渡しながら) 父 おう・・・ (まだする気なんだ!?) 小学生6年 桐乃 いつもありがと (チョコレート渡しながら) 父 おう!・・・ (もう6年生だしなw) 桐乃 おやすみなさいお父さん お父さんが味方だと安心だよ 父 ・・・・ (madasuruki!!?) 冷戦期 桐乃 ありがとうモデルの件認めてくれて (チョコレート渡しながら) 父 ああ 約束どおりまあ勉強と両立できなきゃやめさせるがな(父としての威厳!) 桐乃 お父さんは約束まもってくれるから大好きだよ 父 ああ・・・そうか 現在 桐乃 よろしくねお父さん (チョコレート渡しながら) 父 おぅ・・・・ 桐乃 とうさんはきりのの味方だぞ! 父 ・・・ 桐乃 とうさんはきりのの味方だぞ! 父 ・・・ あまりいい方法ないぞ・・・・ 桐乃 おーとさんありがとう!! ----------
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1099.html
620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 08 22 57.36 ID gyKkTIr90 ・盗まれたパンツは8枚くらいだろうと 家捜ししたら同じようなパンツ20枚が盗まれていた ・京介の部屋から徒歩1秒の路下上で桐乃が鼻から血を流して倒れていた ・足元がぐにゃりとしたので布団をめくってみると桐乃が寝転がっていた ・自転車で京介に突っ込んで倒れた、というか轢いた後からパンツとかを強奪する ・部屋が桐乃に襲撃され、パンツも文房具全部くんかされた ・居間から自室までの30秒の間に桐乃に襲われた。 ・京介のパンツ1/3がくんか経験者。しかも古いパンツほど匂いがいいとい経験則から「お気に入りほど危ない」 ・「そんな危険なわけがない」といってパンツ一丁で自室を出て行った京介が5分後桐乃の鼻血まみれで戻ってきた ・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った京介がなにもかも盗まれ全裸で戻ってきた ・京介の部屋から半径2mは桐乃にあう確率が150%。一度襲われてまた教われる確率が50%の意味 ・千葉における殺人事件による盗難は1日平均120、うち約20が京介のパンツ。 634 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/15(木) 08 57 11.73 ID c5nTWYOZ0 [3/20] ・盗られたパンツは8枚くらいだろうと家探ししたら同じようなパンツが20枚以上 盗まれていたのでとりあえず穿いていたのを補充してやった ・桐乃の部屋から徒歩1歩の廊下上で京介が鼻から血をだして倒れていたのでこっそりキスした もちろん嗅いでやった ・足元がぐにゃりとしたので布団をめくってみてとりあえず一緒に寝た ・自転車で京介に突っ込んで倒れた、というか意識がないのを確認してパンツを嗅いでみた ・部屋が京介に襲撃され、パンツもくんかしやすいように他は脱いで待つ ・居間から自室までの30秒の間に押し倒させた ・桐乃のパンツ1/3がくんか経験済、しかも古いパンツほど匂いがいいということで 「お気に入りを穿いて」待機 ・「そんな危険なわけがない」といってパンツ一丁で京介が入ってきたのでビンタしてやった ついでに嗅いだら鼻血がでた ・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで入ってきたのであたしのパンツを穿かせて帰してやった ・桐乃の部屋から半径2mは京介にあう確率が150%一度襲ってもう一度襲う確率が50% ・千葉における強盗事件による盗難は1日平均120、うち約20が共用パンツ -------------